かわせみ交通

「能登はやさしや土までも」、能登の旅は、土地の人に挨拶をすると、素朴な言葉を楽しむことができます。日蔭の縁で、仲間に入れてもらう。最高の瞬間!!!


禄剛崎灯台(狼煙灯台)


タイムスリップか幻想か

 能登半島最尖端・禄剛崎(狼煙)灯台の写真を撮りに行った時である。日没が19時位なので、その前後に夕食を考えなければいけない。何度か通ったが、お食事をするところがなく、あたりを見回すとまず無理。
 近くのお店でカップラーメンでも買って、携帯しているコンロを使い空腹を満たすしかないかと女房と話をしていると、灯台への登り口にある食堂のじいさんが、ポリ容器のごみ入れを洗って店に入るところである。中を見るときれいに洗ってあるが、じいさんの社会の窓があきっぱなしなのになぜか違和感がわかない。
 すかざず「何か食べるものはないですか」と尋ねると、「店は終わったのじゃがサザエ丼だったらできるよ」との返事に女房の承諾も得ず注文する。
 店に入ると、昔懐かしい大きなクーラーが暑さで疲れた私の体を心地よく冷やしてくれる。
 ほどなく、小鉢がひとつ運ばれてくる。大きく太らせ種が目立つ能登独特の塩辛いきゅうりの漬物と、その上に、火が通りきらないナスの煮物が無造作にのせてあった。ナスを口に含むと出汁はまったく感じなかった。次にきゅうりを口に入れると、夏の暑い日に三脚を担いで歩きまわった体には、その塩辛さが心地よかった。
 お茶も自分で飲めるようになっていたので、おかわりは自由だ。二杯目を飲み待っていると、どんぶりの縁に親指が入った手盆で、サザエ丼が運ばれてくる。長く使っているのか輪島塗独特の布着せの部分が摩耗して縁に繊維がはみ出している。女房とともに口へ入れると、不味くはないが美味しいとは言えない不思議な味である。
 「漬物がなくなった?もう少しやろうか」と、震える手に直に握ってきて、「この汚い手で持ってくるから、うまいがや」と言うではないですか。それも残さず頂きました。
 おそらく、私が忘れていた祖父母の住んでいる実家へ帰った時に出てくるお食事だろう。私が六十歳近くになって思い返した味。幻想の世界を通ることができた能登半島最尖端の地に感謝。


狼煙灯台は、数少ない御来光と落日を見ることができる地点です。

★やすらぎ空間奥能登コース

千枚田―南総美術館―上時国家―曽々木海岸(窓岩、垂水の滝)―揚げ浜塩田(重要無形民俗文化財)―木の浦―禄剛崎―見附島―恋路海岸

◇その他のスポット
千本椿、須須神社、珠洲焼資料館、平時忠一族の墳墓

○おみやげ
いも菓子、いしる



重文・揚浜塩田



千畳敷



揚浜塩田の釜屋


七つ島

上時国家母家



磯漁



上時国家・大納言部屋



重文・下時国家のきれいな茅葺



昔の達磨巌



木ノ浦海岸



ゴジラ岩


エゴという海藻を干している風景

木ノ浦ビレッジ・  自然に溶け込むことができる空間です。
 
さと海の代名詞みたい。

一晩中潮騒と虫の音を聞き、満天の星空に感動しました。 



曽々木海岸・窓岩


満月の窓岩

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